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ウチの子、アリを踏みつぶして ニヤッと笑って遊んでました。 だ、大丈夫でしょうか・・・?!

【息子】
えいっ、えいっ、プチっ(←アリんこが踏みつぶされる音)、
それを見て、にやぁ~。
【影から見てしまった私】
ガーン、ぞぞぞぉ~。
ウチの子、大丈夫かしら・・・。
将来性格のゆがんだ大人になってしまわないかしら・・・。

小さな命から学ぶこと。

たしかに、命あるものをむやみに殺生することはよくないことです。
ただ、まだ「命」の分別もつかないくらい幼いお子さんにとっては、他の生命に直に触れて遊ぶことは非常に大切なことなんです。
僕自身、アリの巣に大量の水を流し込んだり、一匹ずつ捕まえては、アリジゴクの巣におとして食われる様を見て遊んでいました。
あ、もちろん、幼い時ですよ!!
命という概念を頭の中でとらえるのではなく、リアルな感覚として感じて学ぶ。
生きものに直に触れて遊ぶことで学び得ることは図り知れないのです。
命について、生きものの生態について、自然のしくみについて、人間の与える影響について・・・などなど、多少オーバーな書きぶりですが、少なからずこれらの基礎となる部分について学ぶのです。

命あるものの生老病死にきちんと向き合う。

ある生きものをテーマにしたカードゲームが大好きな少年が、
大好きなカードゲームを通して実際の昆虫に興味を持ったので、
カブトムシを買ってあげたら喜んで育てたそうです。ところが、
夏が終わりに近づき、カブトムシが弱ってきた頃、「弱い奴はいらない」と言って
世話することをやめたそうです。あくまで極端な一例かもしれませんが、
この例から推測できるのは、目の前の生命と向き合うことなく、
命の価値をゲーム感覚で「強い・弱い」で判断してしまったことから、
弱い者には価値がない、と思ったのかもしれませんね。
家族やご近所づきあいが濃かった時代、子どもの成長のそばには、
人間の生老病死に触れる機会が多くありました。さらに、遊びが屋外だったころは、
生きものに触れて遊ぶことを通して、命について自然に学ばせてもらっていたのです。
成長の過程で生老病死に触れる機会の少なくなった今だからこそ、
幼い時期に、自然体験を通して、生きものたちの力を借りて、
命について学ぶ機会は重要なのではないか?と私たちは思います。

都会育ちだからこそ、生きものの生老病死に触れましょう。

「ウチの子、都会育ちだから、毎年夏休みに田舎で自然体験させてます!」
素晴らしいと思います。ただ、お子さんは日々ぐんぐん成長するので、ぜひとも定期的、
できれば日常的に、自然体験の機会を作れないかご検討されてはいかがでしょう?
都会の中でだって、十分、お子さんの成長を促す自然体験や知育はできるんですよ。
また、もうひとつ大切なのが、単なる自然体験だけでなく、生きものに触れること。
ペット禁止のマンションでも、メダカやカブトムシなど種類を選べば飼えるでしょう。
小さな命が、その命を終える時までを、責任もって飼育することから得られる学びは
とても大きいものでしょう。

リードクライムは、自然体験や環境教育のプロフェッショナル。
私たちのノウハウを活かして、ふだんの生活圏の中における環境教育や
感性を育む知育プログラムを提案・提供させていただきます。
また、都会のマンションなどでも飼育可能な生きもの育て方のアドバイスや、
それを活かした生物系体験学習など、学習塾がカバーできない範疇、
生きる力や感性を育む学びを、お子さんに提供いたします。